週刊ミニてんとうむし畑たより11/20〜11/26

11月6日は、松葉カニの漁の解禁日でした。京丹後には、間人(たいざ)、浅茂川、湊の3つの漁港があります。この日を境に急ににぎやかになります。

今年は、豊漁とのしらせ、我が家でも、さっそくこっぺ(メスの松葉カニ)をいただきました。

同時に冬野菜の収穫の始まりでもあります。台風の被害もなく秋の晴れと、朝晩の冷え込みの強さとで、大根、にんじん、かぶら、ほうれんそう、ねぎ…どの冬野菜も美味しく、そして豊作です。

お米の出来も良いそうで、また柿もたくさん成っており、海も里も幸せな晩秋の京丹後です。

ぜひ、遊びに来てくださいね。

さて、11月18日は、13年目となる「まるごと京丹後食育の日」でした。京丹後の小中学校の給食・地産地消をすすめる活動の一つです。

地元産の食材の使用率が60%となった中、この日は、100%であり、生産者との交流給食が特徴です。残念ながら、コロナのため、今年もこの交流給食は中止となりました。そして、その代わりに、今年も映像を作製して、小中学生に見てもらいました。

Youtubeにもアップしているので、ぜひ見てください。

「京丹後市まるごと京丹後食育の日」YouTube内で検索出て来ます。

映像の作製は3年目。1年目のテーマは「生産者からのメッセージ」2年目のテーマは「たくさんの人が関わって出来あがる給食」そして、3年目の今年のテーマは、「京丹後の豊かな大自然が育む美味しい食材」です。

この映像を見て、目の前にある給食と子供たちが、いつも目にしている大自然がつながってくれたらいいな。という思いで作製したものです。

この日のこんだては、古代米ごはん、キスとサツマイモの天ぷら、卯の花炒り煮、みそけんちん汁、新興梨、牛乳。そして食材は、古代米(赤米)、コシヒカリ、白菜、大根、さつまいも、にんじん、ごぼう、ねぎ、里芋、新興梨、キス、牛乳でした。

この古代米は、奈良の正倉院に京丹後の赤米献上の木札が残されており、古くから京丹後でつくられていたようです。