スタッフコラム「おいしい生活」

おいしい生活⑧〜北海道はやっぱりでっかかったど〜

今日は私が北海道の「いただきますカンパニー」さんが運営している『畑ガイドと行く農場ピクニック』というガイドツアーの視察に行ったことをお話しようと思います。

私は北海道に降り立ったのが初めてで、規模の大きさと車を走らせると馬や牛がたくさん放牧されていることにずっとびっくりしていました。北海道の気温は30℃いかないくらいで(夜は寒いくらい)、ジメジメしていなくてとても過ごしやすかったです。

今回参加したツアーは『とうきび(とうもろこし)ツアー』でした。と言ってもとうきびを収穫するのがメインとしているわけではなく(一番の楽しみではありますが…)、十勝の農家さんのことを知ってもらうことや食育などを大切にされています。

いただきますカンパニーさんが農業をしているわけではなく、4つの協力農家さんのどこかの農場をガイドしてもらいます。

私が行ったのは坂東農場さんです。坂東さんの畑は53haで(北海道の平均は約40ha)じゃがいも、とうきび、小麦、ビートなどをしておられます。坂東さんのじゃがいもは皆さんがよく知っているアレに使われているんです。…ポテトチップスです!そしてなんと、その美しさから2回もカルビーさんから表彰されています。種芋の大きさごとに畝をわけて、種芋の間隔も変えるというこだわり…すごいです。

私の夢でもあった「小麦畑に入ること」も叶っちゃいました。あと1週間遅かったら刈り取っていたかもしれないということでした!タイミングっ✩

小麦の穂を開けると、グルテンらしきものが見れてこれまた感動しました。

そして最後はとうきび畑へ!収穫時期を少しずつずらした畝、そこにはとうきびが3つ付いていました。一番上のものはスープで有名なクノールさんへ出荷するそうです。私が収穫したのはその2番目のもの。ということは…3つのうち1つしか出荷しない…もったいないな…と思うかもしれませんが、その栄養はしっかり土に還しているそうです。

収穫したとうきびをその場でパクリッ!ジューシーでとても甘かったです。(生で食べられるのはその場だけ)(ゆたか印も負けてはいませんよ!)

その後、木陰でランチタイム!北海道の食材を使った料理を大自然の中でいただけるのは幸せでした。

参加者が子供やファミリーが多いことから説明が分かりやすく、そして景観も大切にされていたり、農家さんの農業に対する愛を伝えておられてたくさん勉強させてもらいました。

私ももっとたくさんの人に農業のこと、野菜のことを伝えられたらいいなと思いました。

北海道の旅はまだまだ続きますが、今日はこのへんで…