スタッフコラム「おいしい生活(25)」
わたしのコラムも25回目となりました。2020年から始まり…月日が経つのはなんてあっという間なんだと驚いています。でも、担当しているトマトはまだ4回しか経験したことがない。そう思うとまだピチピチの新米です。わたしの農業が好きな理由ってそこにあるのかもしれないと、今ふと感じました。自然の流れの中、季節の流れの中で野菜を育てること、いつも同じはなくて「今」というその一瞬がとても愛おしく思えます。有難いことに毎日季節の野菜をいただき、それを使って料理をして食べています。トマトも人参もスーパーに行けばいつでも食べられますが、買うことはほとんどないので、畑で収穫できるその時だけ。その一瞬を毎年楽しみにしています。
今年は梅がどこも不作と聞きました。梅シロップは青梅とタイミングよく出会えたら仕込もうと思っていますが、梅干しは今年もう一度挑戦してみたいと思ったのでネットで探していると「ここがいいかも」と思う農家さんを見つけられたので、去年よりも小ぶりな南高梅を注文しました。(去年は和歌山のもので今年は奈良のもの)今年は梅とどんな出会いがあるのか今からわくわくしています。
21日には、夏至を迎えます。てんとうむしばたけでも早朝にイベントを企画しました。(詳細はホームページやインスタグラムをご覧ください)畑の中で植物や虫たち、動物たちと目覚め、ヨガをしながら深い呼吸をする。特別なイベントです。タイミングが会いましたらぜひご参加くださいね。