スタッフコラム(湊)
皆さん最近狩りは行っておられますか?スタッフの湊です。
少しずつではありますが、秋になってきてますね。この前釣りに行った時、運良くアジの回遊に当たって、25cm程のアジを11匹釣り上げました!全部手巻き寿司になりました。秋のアジ祭りが開催される雰囲気が漂って来ています。デカい群れが長く港内に滞在し祭りでどんちゃん騒ぎをしてくれれば爆釣モード間違いなし!1分1匹で1時間60匹も夢じゃない、1年分のアジを稼ぐんや!
今日は朝の狩りの見回り中の景色をお伝えしようと思います。6、7月は4時半ぐらいから始められた見回りも、今は5時を過ぎないと明るくならないので、まだ暗い5時前にスタートして懐中電灯片手に森に入って罠を確認します。朝は寒暖差で霧が発生し、少し明るくなると至る所で霧の水滴が蜘蛛の糸に付いているのが見えてとても幻想的です。その頃鳥たちも鳴き出して活動を始める様です。たまにサギが近くで「グェぇぇー!」と鳴くのでびっくりします。そして5個目ぐらいの罠を確認した頃、空にある雲が朝焼けで綺麗なオレンジ色に、山の輪郭も照らし出され、それが光り輝いて見えてうっとりしてしまいます。太陽の光が空気中の水蒸気や塵も照らすので光の線がハッキリと山の裏の太陽から走っているのが見えるのです。釣りをしている時も地平線と朝焼けにうっとりする事は良くありましたが、山のある景色での朝焼けもかなり素敵です。
晴れた日は、毎日この様な景色を拝めるので、なんと贅沢で幸せなんだろうと思います。この朝の景色が綺麗な時間は1時間も無く、見回り終盤あたり太陽が空に昇り切ってしまうと車の中の温度が上がり一気に幸せを感じる余裕が無くなり、早く終わらせて帰りたいと思う様になります。。。週末はアジ釣りやな。
今日はもう一つ紹介したい事があって、それは山が雨で結構なスピードで削れて行くと言う事です。土砂崩れは大規模で一瞬の変化なので論外として、ここ最近の急激な大雨のせいで、見回りに行っている何箇所かの場所にある幅30cm程の小川が移動しています。水の流れが山を削って行き、水路が大きく変化したのでしょう。毎日歩く場所なのでこの木のこっち側を歩いて次の倒木はここを跨いでとか、細かくコースが決まってくるのですが、春に歩いていた時とは1m程変わった場所もあります。それは隣に流れている小川が山の砂利を運んできたり、山を削ったりしたから位置がズレて、歩いていたコースもズレたんです。たった半年でこんなにも変わるのだから、長い年月で地球の地形が変化するのが理解できます。でも週末はアジ釣りやな。