週刊ミニてんとうむし畑たより9/3~9/9
家のまわりの田んぼでは、早くも稲刈りがはじまりました。
5月に田植えがあったのが、つい最近のことの様に思うのですが、月日のたつのは早いですね。暑い暑いと言いながら、もう9月ですからね。9月に入ると、「秋」を意識的に感じてしまいます。
夜になると、鈴虫やコオロギ、バッタの鳴き声が賑やかに聞こえます。稲刈りの田んぼには、トンボがたくさん飛び交い、空の雲も秋らしい。8月31日までは、そこまで感じなかったのに、9月に入った瞬間に秋を感じるのは、文学的なのでしょうか。
先日一泊二日で家族で広島へ旅行に行ってきました。平和記念公園、資料館、そして翌日は宮島と定番コース。私にとって、途中の畑や田んぼ、地形などを観るのも、旅の楽しみです。米の品種は「安芸ロマン」が栽培されている様で、コシヒカリ中心の丹後では、稲刈りがはじまってますが、広島ではまだ先の様。広島市の手前の三原市に近づくと、それまで屋根瓦がよくある銀灰色だったのが、茶色の屋根瓦に!しかも、豪邸ばかり。なんで栄えた地域なのでしょう?そして広島市により近づくと、茶色と銀灰色の瓦が混在してきます。以前、島根県に行った時も同じ色の瓦を見たことあります。隣県なので、瓦文化のつながりがあるのでしょうね。
翌日は宮島へ。着いた時は満潮で赤い鳥居の下を観光客を乗せた船がくぐってゆきます。厳島神社の境内も歩く板に海水が、ひたひたと波打っている状態。そして名物のあなご丼をゆっくりと食べている間に潮が流されていました。引き潮に従って、多くの観光客が沖へと歩いて行きます。もちろん、梅本一家も。遠浅なので、裸足になり大鳥居まで、一番乗り!しばらくすると、大鳥居あたりは完全に砂浜になり、大勢の人が散策しています。満潮の跡を鳥居で見てみると、干満の差は2m弱!京丹後の海では、体験できない差です。
この潮の満ち引きと野菜など植物の成長や私たちのバイオリズムとは、密接な関係があるので、野菜の世話に生かしていますが、普段そんなに実感することありません。でも、この宮島での干満を体感すると、その計り知れないパワーの大きさが実感できた旅でした。