週刊ミニてんとうむし畑たより6/19〜6/25

梅雨入りとなりました。京丹後では、1日小雨が降ったくらいで、毎日、青空の暑い日が続いています。

生長の早い雑草を刈り取っていると、カマキリの赤ちゃん(1~2cm)をよく見かけます。

ちょうど卵からかえったところなのかな…2~30匹ほど集まっていました。肉食の昆虫ですが、小さなうちは他の虫のえじきになってしまう様です。

一つの卵から、何十匹も生まれるのだけど、生き残れるのはほんの数匹だとか。私たち農家にとっては、頼もしい味方なので、無事育ってほしいと願いながら、そっとしておきました。

6月18日、19日は毎年恒例の醤油搾りを行いました。以前はあちこちに存続していた醤油組合も全国的に見ても、私たちの黒部醤油組合が唯一といってもいいくらいだそうです。丸二年間熟成発酵させた醤油もろみを、木樽から汲み出し、木の丹で搾ります。こはく色と言うのでしょうか、濃い茶色の透明な醤油が濾し出てきます。一口なめてみると、うん、今年の出来もとってもいい、美味しい。さっそく、刺身を仕入れて、この醤油で食べたいと思います。

手間暇、そして力仕事の要る、この醤油組合も、うれしいことに、ここ数年、新しいメンバーが増えてきています。そして、今年も新しく5名の方が一緒に醤油つくりにチャレンジします。

さて、畑では、夏野菜たちが急成長しています。なす、プチトマト、ピーマン、万願寺、きゅうりなどの定番野菜も収穫がはじまりました。まだとれる数が少ないので、全ての野菜セットに入るには、もう少し先になりますが、農家の特権でみなさんより先に美味しくいただいています。(スミマセン!)