週刊ミニてんとうむし畑たより7/31〜8/6
7月もあと数日になってもダラダラと続いていた梅雨空。
ようやく、夏の空になったと喜んだのですが、この暑さ。いやあ、つらいですね。人間も夏野菜も35℃になると、バテてきます。20年も前だとこんなに35℃を超えることなんてありませんでした。野菜をいかに長期間収穫続けるかのコツは、温度をいかに昇げるか!でした。でも今では、いかに温度を下げるか、がコツになっています。以前は使ったこともなかった白色のビニルマルチ(地温を下げる効果があります)が主流です。
また、野菜の成長の速度や、タネの発芽日数は、積算温度(1日の平均気温の合計)で決まるので、それを元に収穫時期に合わせてタネまきします。ところが、30℃を超えると積算でなく、減算になる様です。最近、駅や学校、いろんな場所でミスト装置を見かけますが、野菜にも同様、ミストで温度を下げてすごしやすくしています。地球温暖化防止は待ってられない行動です。
本当につらく、暑い盛りですが、秋冬野菜たちのタネまきが、始まっています。ニンジン、キャベツ、カリフラワー、インゲンなど…。ニンジンは露地に直接タネをまき、地温を下げる効果もねらいながら、スプリンクラーでたっぷり朝夕の灌水。キャベツ、カリフラワーは育苗ポットにタネをまいて、涼しい日陰で育苗します。
つるありインゲンは、収穫中のきゅうりの株元にタネをまきます。すると、きゅうりの葉が日陰になり、きゅうりが終わる頃にそのまま、きゅうりネットをつるが巻きながら成長していくのです。
昨年失敗した、小豆のタネまきも行いました。私たちの住む地域では、「小豆はかわうそっさんの行きに播いても帰りに播くな」ということわざがあります。昨年は、忙しくかわうそっさんの翌日に小豆をまいたところ、熟さないまま冬をむかえ枯れてしまったのです。今年は忙しい中ですが、かわうそっさんの前日に小豆のタネまき完了しました。今年こそは、美味しいぜんざいが食べられますように!(長年自家採種の長岡大納言です)
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次回イベントは
8/14 9:00~ 畑さんぽ
9/11 15:30~ 畑さんぽ
10/9 10:00~ 収穫祭
詳しくはHPの「体験」よりどうぞ