スタッフコラム「僕の京丹後生活」(菅野まいける大貴)
木々が色づき、急に秋の訪れを感じるようになりました。
やはり、季節を身体や視覚で感じるのは、生活や身体のリズムを整えるのに一役買っていると思うこの頃です。
先日、京丹後市内の小中学校で行われた「まるごと京丹後 食育の日」に参加してきました。この日は給食が全て(9割)京丹後産の食材で献立が組まれている日で、気になるメニューは“里芋のご飯” “キスのフライ” “人参・キャベツ・小松菜の和物” “豚汁” “梨”。
どのおかずも京丹後ならではの食材でとても美味しく頂きました。全ての献立が地産地消で賄えるのは、京丹後が自然と環境に恵まれていると給食を通してあらためて実感するところでありました。
そして、とても驚いたのが、野菜と魚が“キライ”な小学生が多いことです。
美味しい食べ物を食べているので、“キライ”ではなく“スキ”が多いと思っていましたが、どうやら現実は異なりました…農家としては少し残念な気持ちもありますが、子供の時はコーヒーが“マズ”く感じていたが、大人になると飲める感覚のように、少しづつ成長するにつれ、野菜や魚が“スキ”になってもらえればと思いました。
また、少しでも給食や食育の時間を通して、京丹後の良さや、恵まれた環境にいること、旬の食材を食べることで、季節や体調が整うということを知ってもらえたら嬉しいと思う1日となりました。

