週刊ミニてんとうむし畑たより6/27~7/3

先週のこと、スタッフの大ちゃん(農場部であり、奥さんがカフェ部)のところに、二人目の赤ちゃんが誕生しました。予定日より少し遅れたのですが、満月の出産となりました。

元気な女の子。ここ数年、私達の周りではベイビーラッシュ。にぎやかでかわいいたくさんの笑顔が畑仕事の疲れを癒やしてくれます。

その先週は、梅雨の最中とはいえ、晴天が続きました。絶好のじゃがいも掘り日和。緑だったじゃがいもの葉も転流がすすみ、黄緑にかわったところ、時期としても絶好です。

トラクターの後に芋掘り機を装着して、土の中から、ゴロゴロとじゃがいもが出てきます。丸々とした美味しそうなじゃがいもを、コンテナに詰めて運び出してゆきます。

ホクホク美味しいキタアカリととうや。ねっとり美味しいはるか。この3種を掘り上げました。晩生のデジマはまだ花が咲いており、成長途中なのでまた後で。

良い天候に恵まれたので、昨年より2~3割の増収となりました。コロッケ、じゃがバター、ポテトサラダ、どんな料理にしても美味しいじゃがいもを掘り終えて、楽しみが増えました。

夏野菜も毎年トップを切る、きゅうりとズッキーニがたくさんとれだしました。きゅうりとズッキーニは1日でとっても大きく育つので、毎日の収穫が欠かせません。時には朝夕2回収穫ということも。

このきゅうりとズッキーニは、ウリ科の仲間。雄花と雌花は蜂による受粉作業がないと、実をつけることができません。ここ近年、蜂の数が減少する問題が取りただされています。

3~4年ほど前には、蜂の姿が見られず、人の手で受粉したこともあります。きゅうりの花には、蜂以外にもカナブンやハエの仲間が集ってきて受粉活動を行ってくれるのですが、なぜだか、ズッキーニの花には蜂以外あまり集ってくれないようなのです。

ズッキーニは日本で広く栽培されるようになって、まだ年月が浅いから虫たちにとってなじみがないのかな?この蜂の減少のこと、ネオニコチノイドとの因果関係といわれています。

今年はいつもの様に、蜂が飛んできてくれて、せっせと受粉を行っています。