てんとうむしばたけ便り6/2~6/8

あっという間に、もう6月。太陽が出てくるのが早くなり、夕日も19時ごろと明るい時間が多いときになりました。

毎朝、時の声をあげる、我が家のニワトリの雄、日の出の１時間ほど前に第一声をあげます。その時刻も朝の4時と早くなってきました。雌が鶏小屋の中で卵を産んだ後の頃8時に放し飼いにします。

庭の土を掘って虫を探して食べたり、気持ちよさそうに砂浴びしたり…いつも雄１羽と雌５羽が仲良く集団でのびのび暮らしています。

生ゴミもきれいに食べてくれるし、なにより農作物を食べに来るネズミが近寄らなくなりました。時々、見かけた、マムシやムカデも見かけることないのです。そして、毎日卵を産んでくれる！ところが最近、ニワトリをねらってキツネがウロウロしだしたのです。柴犬のハナも、吠えて追い払ってくれることもありました。でも、そのスキをねらわれて、とうとうキツネに襲われてしまいました。ハナもワンワンと吠えたのですが、雌一羽をくわえて逃げられてしまいました。かわいそうな事になってしまい、それからは鶏小屋の中で安全に暮らしています。危険を伴いながらものびのびと生きるのと、安全であるけど閉じ込められた生き方と、さて、どちらが幸せなのか…。私は自然界のおきてとして、前者だと思うのですが…。ニワトリに聞いてみても「コッコッコッコッ！」と小屋の中で野菜クズをつついているばかり…。キツネ対策をしてから、外へ放してあげようと思っています。

ちょっと困りものの、キツネですが、畑では野菜を食べに荒らすウサギや鹿、イノシシを捕食してくれ、追い払ってくれるいい奴なんですよね。

「全てのものには、陰と陽がある」の通り、同じものでも、立場や見方によって、全く逆になるものですね。