週刊ミニてんとうむし畑たより8/8〜8/14

8/7(土)は立秋、早いもので、こよみの上ではもう秋とのこと。暑さのピークが過ぎるのかな、とすこし期待しています。

畑のまわりでは、秋の花の萩がつぼみを付けており、セミの鳴き声にもツクツクボウシがまざる様になりました。コオロギやスズムシの声が楽しめるのも、そろそろです。

夏野菜が収穫のピークを迎えているこの時期、にんじんとキャベツの種まきがつづいています。収穫時期に合わせて、4〜5回に分けて時期をずらしての種まきです。にんじんは、一回目のたねまきしたものが、きれいに発芽しています。二回目の種まきしたものはかわいい双葉を展開して、次々と発芽です。

ところがキャベツの様子がいつもと違う。梅雨の間に種まきした一回目はきれいに発芽したのですが、梅雨あけ以後の二回目が全く発芽しない。三回目もポツリポツリ。キャベツは発芽しやすい野菜なのに…。

どうしたことでしょう。種の蒔き方の問題、種を蒔く人の心の問題、灌水の問題、培土の問題、害虫…いろんな原因を考えたのですが、どれも問題ありません。考えられるのは、梅雨明け以後の暑さと思われます。

キャベツは育苗ハウスの中で、ポットに種を蒔きます。暑いのが苦手なキャペツのために、育苗ハウスの天井には温度を下げる「寒れいしゃ」というシートをかぶせています。その寒れいしゃには温度を下げる各レベルがあります。7〜8年前の夏の気温に合わせて、そのレベルのものを作ったのですが、ここ数年の地球温暖化でこのレベルの寒れいしゃでは対応できなくなったのかもしれません。

温度を下げる工夫をして、キャベツのたねまきはやり直しです。