週刊ミニてんとうむし畑たより2/18~2/24

我が家の裏手に、福西池というため池があります。京都府ため池100選にもなっており、森の中の美しい森です。いつも犬の散歩道やお月見、落ち葉集めに親しんでる池。その福西池から眺める金剛童子山がたおやかで、とっても美しい。この地域のどこからでも眺められる象徴の山です。山頂からは、私たちの暮らす町や田畑、そして日本海がよく見えるのです。

昨日、いつものように、犬のハナをつれて福西池から金剛童子山を眺めてみると、まっ白に雪化粧のはずの山に、なんと全く雪が無い!!

つい、この前までは、まっ白だったのに、ここ数日の春まっさかりの様な陽気ですっかり消えてしまった様です。金剛童子山の奥に見える、ブナ林で有名な内山にも雪が全く見えない。2月19日は二十四節気の「雨水」なので、そろそろ雪も少なくなる候とはいえ、この時期に山頂に雪が見れないのは、初めてのことではないでしょうか。

「金剛童子山に三度雪が降れば、里に雪がつもる」といい伝えられたり、小学校の校歌にも、歌われている山。私たち農家には「金剛童子山に雪があるうちに、じゃがいもを植え付けよ」と言い伝えられているのです。げっ!じゃ、じゃがいも…なのですよ。

いつもなら、3月上旬にようやく畑の雪も消え、土が乾いてトラクターが入れる、3月中・下旬がじゃがいもの植え付け。春が遅かった年は、4月に入ってから、植え付けたこともあります。昨年は春が早く、過去一番に早い3月7日に植え付けをしました。その昨年でも、金剛童子山にはしっかりと雪が残っていたのです。

さあ、どうしよう!!??この先の週間予報だとしばらく、雨が続きそうなので、植え付けはまだ先になりそう。金剛童子山に、もう一度雪が降って、残雪見ながらのジャガイモ植えをしたいなーと願いつつ、植え付けできる日を待ちましょう!!それにしても、暖かい2月ですね!!

隣の豊岡で放鳥されたコウノトリが増えて、京丹後市にも住みついて、その優雅な姿を楽しませてくれます。先日、いつもの様にコウノトリが田んぼにエサをさがしに来てるな…と見てみると、よーく見てみると、あれ、全身白い。首も長い!白鳥がやってきたのでした。

白鳥の群れ

糀作りから始まる味噌作りもだいぶ進みました。味噌作りが終われば、納豆作りが再開です。