てんとうむしばたけ便り5/26~6/1

毎年、野菜の出荷作業場にツバメのつがいが、子育てをしています。今年も3月中ごろに南の国から帰ってきたツバメのつがいが、4羽(ひょっとすると5羽)のヒナを育てており、もう巣が狭すぎて、はみだしそうになるほど大きく成長しています。

ピーピーとそれはそれはにぎやかに鳴いているのですが、今年はどこかちがう場所からも、ヒナの声がしています。なんだろうと、なんと、二階の天井にも、また別の場所にも、3組のツバメが子育てしていたのでした。

ツバメは農作物に被害を与える虫たちを食べてくれるので、昔から家にツバメが巣をつくると、繁盛すると言われています。今年は3組も巣作りしてくれているので、豊作が期待できそう!!

その豊作のための土づくり現場でのこと。刈草を3年ほど熟成してつくった、刈草堆肥をトラクターで畑に入れていると、ある特定の場所から大量のカブトムシの幼虫がでてきました。カブトムシの幼虫はよく堆肥の中で見かけます。ある程度熟した刈草堆肥を食べて、その糞がさらに良い土になってゆくのです。今回はその数、毎千匹というくらい多い。トラクターを降りて、近づいてみて、納得。そこは、刈草だけでなく、コナラの木のシイタケの廃原木が朽ちた堆肥がまざっていた場所でした。森に近い堆肥だったため。原料の違いで好む分解屋もかわってきたりするのが、目に見えて面白いですね。子供達が、その場に居れば、さらに盛り上がったことでしょうね!

ツバメのヒナが顔をのぞかせていました。