てんとうむしばたけ便り7/7~7/13

7月6日は二十四節気の小暑。ことば通り、暑いそして蒸す日が続いております。先日、いつもの魚屋さんへ行ったら夏の旬のカマス、それもとびきり大きなカマスが並んでいたので、さっそく開いて、海塩つけて、ジリジリと照る太陽の下で、干し魚に!こうすると、旨味凝縮です。夕食に塩焼きで美味しくいただきました。数時間、太陽にさらすだけで、こんなにも、美味しくなるなんて!この太陽の力を利用するのおに、この時期の草取りがあります。梅雨は野菜の成長にとって、とっても大切なのですが、草にとっても一年でもっとも成長の盛んな時なのです。そろそろ、草取りや草刈りをしないといけないなぁ…なんて思いつつ、あと回しにしがちで、あっというまに野菜を覆ってしまうほどに成長します。

まだ、数センチの小さいうちに、クワ等でカリカリと土を削る要量で草を刈ると、この時期の太陽の力で簡単に枯れてしまいます。

少し大きく成長していると、この簡単な方法だとすぐ根付いて再び成長することも…。

「草を見て、草を取るは中農。草を見ずして草を取るのが上農。草を見て草を取らぬのは下農。」我が家に残る大正元年の農業学校の教科書に書いてある言葉です。あえて、草を見て草を取らぬという技術が今ではあるのですが、(草生栽培)この時期の草の成長の早さと、太陽の威力は、この教科書の言葉通りですね。

さつまいも畑