スタッフコラム「僕の京丹後生活」

春の陽気が待ち遠しい今日この頃、みなさまはどのようにお過ごしでしょうか。突然ですが、みなさまは「尊敬している人」はいますか?

僕の尊敬する人はもちろん、”梅本さん”ですが、もう一人います。それは、みなさまも尊敬しているだろう”ジャムおじさん”です。

娘の影響で最近では、アンパンマンを観るようになりました。僕が子供のころは、アンパンマンがバイキンマンや悪い相手を成敗する世の為、人の為のストーリーかと観ていましたが、大人になって観てみると、また違った視点から物語を考える様になりました。その話しを書いてしまうと、とても長くなってしまうのですが、ザックリと個人的見解を述べると、「みんな素晴らしい長所を持っている」「バイキンマンはドキンちゃんが原因で目の敵にされている」の2つに物語ができていると考えます。話しが大きく脱線してしまいましたが、そんな世界で生きているジャムおじさんはパンを作っているときに、いつも同じ言葉を生地 にかけています。みなさま知っていますよね。そうです。「おいしくなぁ〜れ」です。

食べてくれる人の笑顔を想像しながら声をかけているので、美味しいパンができます。アンパンマンの世界ではお金がなく、みな持ちつ持たれつな生活をしており、笑顔を見たい為にパン作りを毎日するジャムおじさんには、僕は大人になってから尊敬の眼差しを送るしかありません。

直近では、味噌作りやこんにゃく作りを行ったのですが、混ぜるときは常に「おいしくなぁれ」と声をかけてやりました。

野菜のお世話をしている時や種をまく時、なにかを作る時はジャムおじさんの様に笑顔を思い浮かべながら声をかけようとこれからも思います。3月に入ると夏野菜の種まきが始まります。もちろん、みなさまの食べている姿を想像しながら、「大きくなぁ〜れ、おいしくなぁ〜れ」と声をかけてお世話をしますね。アンパンマンの世界については、また書きたいと思います。(菅野まいける大貴)

糀くん、おいしくなぁれ!