スタッフコラム(湊)
皆さん最近狩りは行っておられますか?スタッフの湊です。
真っ青な空と太陽で鮮やかに輝いてる景色を見ると目の前の事を全て放り投げて海へ泳ぎに行きたい気分になります、皆さんはお元気にされておりますか?今や畑は生命感で溢れています、週初めに収穫量を予想していた最終蒔き春大根の間引き菜、2-3日で大きく成長して予想を上回って来てしまいました。草達もセットで大きくなるので草刈りも気張ってやって行かなければです。これからもっと暑くなって行きますが、頑張って行きましょ!
さて4月から有害駆除期間が始まりました。4年前狩猟を始めた頃よりかは色々分かって来る部分があります。幾つかをお話ししましょう。
まず1つ目、月と罠の発動率です。日記に罠が発動した日、場所、数をチェックしていて、以前から新月と満月の日に罠がよく動くなと気になっていました。そしてこの前、ベテランの猟師さんと話す機会があってその話をすると、その方も新月と満月の日に掛かりやすい事を言われました。地球上の全生命が月の引力から何かの影響を受けているのですから、鹿達もその日は興奮状態に入って動きが大胆になってるのかもしれません。
2つ目、鹿は森の中であまり足元をそこまで注意せずに歩いているみたいです。鹿の目は猫のように暗闇の中でも良く見える様な仕組みになっているみたいです。なので夜の森の中でも罠を視覚で把握されていると思い、以前は絶対にバレない様、落ち葉などで上手く隠してワイヤー部分も枝とかの下に潜らせていましたが、今はうまく隠すよりバネとワイヤーが上手く動く事を優先して設置してます。人の目からすると絶対にバレそうな設置の仕方なのですが、これが以前より全然上手くいくのです。
3つ目は目の前の獣道だけ見ずにその山がどう広がってるか把握する事です。鹿の群れは何となく山単位である気がします。ここで目撃証言があればこの山の裏側や他にも通り道や出入口があってうろちょろしてるはずと予測をたてて罠を仕掛ける様にしてます。こんな感じで狩猟しています。去年お便りでお話しした、鹿肉BBQは梅本農場飲み会で時々振る舞える様になりました。山から肉を獲って食う!生きてるって実感出来ます!