週刊ミニてんとうむし畑たより3/5〜3/11

3月6日は啓蟄。冬眠から虫たちも目がさめるほどに暖かな日がつづいています。フキノトウも開き出し、菜の花も咲き、春の発見が日毎に増える今日この頃。スタッフの一人がウグイスのホーホケキョの鳴き声を聞いたよ!と教えてくれました。いつもの年より、少し早いウグイスの初鳴きです。

近くの漁港でも冬のカニ、ブリ、アンコウに代って、カレイやイワシ、サワラといった春の魚が並んでいるのを見かけます。

畑の野菜たちも春になりつつあります。冬を越したアブラナ科の野菜(かぶ、ハクサイ、大根、小松菜など)はトウ立ち始め、花芽をつけだしました。まだ小さいですが、春キャベツも外葉を大きく広げて育っています。

そして、閏二月の満月(3月7日)に向けて夏野菜たち(なす、万願寺、ピーマン、トマトなど)の種まきもはじまりました。毎年のいつもの様に担当野菜の種を湿らせて、お腹に入れて、一昼夜、共に暮らしてからの土へのタネまき。私は黒小町という自然農法センターのナスのタネをお腹へ(腹巻です)

その日の夕食は八宝菜。美味しい料理と美味しい日本酒をいただいていい気分。きっと黒小町ナスのタネもいい気分になってくれたことでしょう!

今年もスクスク育ってたくさん実をつけて、みなさんのとこへ美味しい夏野菜を届けられますように、と心で願っての種まきです。

私たちの農業は自然の摂理に基づいて行なっております。

地球温暖化や、自然破壊といったことはじわじわと確実に、マイナスの影響を及ぼしています。

そこで、できるところからリユースやリサイクル、エネルギーの削減に努めています。ポリ服とは野菜の鮮度保持にとても役立つので、全てやめるのは難しいのですが、減らしたり、リユース、回収も行なっています。出荷用の段ボールもなるべく、リユースに努めています。何かとご不便や見た目に良くないことありますが、どうぞご理解ください。リユース段ボール不足の場合や、プレゼント用には、新しい段ボールを使います。