週刊ミニてんとうむし畑たより7/23~7/29
いよいよ、梅雨があけましたね。今夏も猛暑が予報されています。先週のおたよりで、地球温暖化とトマトのことを書きました。トマトだけでなく、全ての夏野菜がこの暑さをどう乗り切るかが私たち農家の課題となっています。敷き草で土温を下げてあげたり、こまめに灌水してあげたり、遮光ネット(寒冷しゃ)を張ってあげたり…。かぼちゃも暑さで夏をのり切りにくくなった野菜の一つです。
皮の硬い品種はわりと暑さに強いのですが、今の品種は皮が昔の品種と比べてやわらかく太陽の強烈な陽射しと高温とで、日焼けしてしまうのです。
少しでも甘く完熟にするため、梅雨明けギリギリまで、待って日焼けする前に一斉に収穫です。
かぼちゃの葉茎には、小さなトゲが沢山あります。暑いからといって半袖半ズボンで作業すると、腕や足が傷だらけに!しかも重量野菜なので、体力けっこう要るのです。
てんとうむしばたけでは、バターナッツかぼちゃと甘栗(自然農法センター育種)とジャンボかぼちゃ、その他、全部で6品種を育てています。甘栗はやや不作、バターナッツはゴロゴロと豊作となりました。収穫したかぼちゃはしばらく追熟させて8月のお盆前くらいから出荷します。
夏やさいたちの収穫の最中ですが、畑では、次の季節の作業がはじまっています。にんじんのたねまき、きゃべつ、カリフラワーのたねまき…秋冬の野菜です。
炎天下での作業となり、汗だくたいへんなのですが、みなさんも熱中症に気をつけて夏野菜をたっぷり食べて夏を乗り切ってくださいね。