週刊ミニてんとうむし畑便り(10/12~10/18ミニ第478号)

10月に入り、どこの田んぼでも稲刈りが終ると、なんだか急にさみしい田園風景がただ広がるだけとなりました。
今夏は、暑さ厳しく雨も降らぬ年でしたが、どこもお米の出来は良いそうで、しかも、米価値あがりで、米農家の方は、いつになく笑顔。

どこも稲刈りが終ると、京丹後市は秋祭り一色となります。このスポーツの日の三連休がメインで、地元・黒部の深田部神社の秋祭りが、今年もはじまりました。私も地元の役員として、秋祭りにもう1カ月以上前から準備にとりかかり、いよいよ本番を迎えます。
地方でさえ、人と人とのかかわりが減ってきているこの昨今、世代を超えて老若男女がつどう祭という機会は、とても貴重なもの。伝統を継ぎながら、より多くの人たちと親近感・一体感をつくるのは、とってもいいことだと思います。

そして、この秋祭りがおわると、畑も急に秋本番となります。
秋なすや万願寺など、まだまだ元気な夏野菜ものこっているけど、次々と夏野菜を片付けて、冬野菜のための畑へとかわってゆきます。

収穫の野菜も、葉ものがふえてきました。となると、出荷もれの葉ものがたくさんでてきます。ちょうど、朝晩の冷えこみ、温かいメニューが恋しくなるころ。というわけで我家では、もう鍋が夕食のメインとなってきました。魚屋さんにも、鍋にいい魚が入荷。先週はあんこう鍋。今日はクサフグ鍋。(小さいフグ)
もちろん野菜たっぷりです。こまつな、大根葉、ねぎ、にんじん葉。
ルッコラも鍋においしいのです。魚からも野菜からもいい出汁がでて、汁もおいしい。翌日はこの汁で、うどん、にゅうめんが定番です。
食欲の秋ですね。