週刊ミニてんとうむし畑たより4/24〜4/30

畑のまわりの山々では、遅咲きの山ザクラ、山ツツジも満開を終え、新緑の美しい季節になってきました。そろそろ山藤の鮮やかな紫の花も見頃をむかえます。そのあとは、ほのかにピンク色のウツギの花…次々と花を楽しませてくれるいい季節です。

ようやく暖房器具も不要になってきた頃ですが、いままで育苗ハウスでぬくぬくと育っていたトマトや、ピーマン、ズッキーニ、きゅうり、なす等の夏やさいたちも、いよいよ畑に植え付けです。5〜6年間腐熟させた刈草だけの堆肥を植穴の底にスコップ一杯入れて、その上に夏野菜の苗を植え付けます。そしてたっぷりの水をあげたら、落葉や刈草を土の上に敷き詰めてゆきます。まだ朝晩冷えるので、保温のための行燈やトンネルをしてあげます。

そしてしばらくは、水もぼかし肥料もあげないし、何にもしません。夏野菜たちが自分の力で根っこを伸ばして、元気に大きく育つのを待つだけ。

そして花が咲いて小さな実がつきだしたら、今度はせんていや誘引、追肥、灌水を行います。

水を好む野菜、水はあんまり好まない野菜、つるを伸ばす野菜、地面を這う野菜、空へ向かって大きく伸びる野菜…。夏の野菜は、それぞれ個性がいろいろ豊かなので、それに合わせて世話もいろいろ。

野菜の個性に合わせて、それぞれスタッフが専任します。さあおいしいなつ野菜がたくさん実りますように!!楽しみです。

そう、そして、夏野菜がたくさん実るためには、ハチの活動がとっても大切。ハチのことは裏面にスタッフが楽しく発信していますよ!