スタッフコラム「手作り道場vol.7 巣箱作り」

ミツバチの巣箱作り(後半)

皆さんこんにちは。スタッフの藤澤侑也です。4月に入り、辺りでは色々な動植物を見かける様になってきました。そしてその中には花を行き来するニホンミツバチの姿も!今回は前回に引き続き、ミツバチの巣箱作りと近況について書きます。

私たちが作っているのは『重箱式巣箱』という巣箱で、パーツごとに分けると天板(ふた)、すのこ、箱、巣門、底板になります。文字だけではちょっとイメージしづらいですね笑。前回は各パーツのカットと組み立ての一部まで進んでいたので、一斉に組み立てていきます。

パーツの1つにミツバチが出入りする部分になる『巣門』があるのですが、出入り口の高さはどれくらいだと思いますか?実は7㎜くらいなんです。なぜこのサイズかというと、これ以上大きくなってしまうと天敵のスズメバチが侵入してしまうんです!なので慎重に削ります。各パーツも組み上がり、仕上げに外面をバーナーで炙ります。耐久性があがる様です。

無事3月末までに10箱完成しました!最後にミツバチを惹きつけるための蜜蝋を塗って設置しました♪一部には待ち箱ルアーと呼ばれるニホンミツバチが好きな匂いを発する製品を取り付けました。

設置から約3週間。近況はというと、、、なんと!1箱だけ巣箱を偵察しに来ているニホンミツバチが約10匹程いました。気に入ってもらえたら今週中に入居してもらえるかも!?初心者は10箱設置して1箱入居くらいの確率と言われています。

分蜂マップというアプリがあって、全国の分蜂報告がみれるのですが、この辺り(京都北部)ではつい1週間程前からちょこちょこ報告があがっています。これからに期待ですね!次回も近況について報告したいと思います。それではまた!