週刊ミニてんとうむし畑たより5/8〜5/14
ゴールデンウィーク、久しぶりに規制のない連休となり、丹後にも多くの観光客が来た様です。皆さんはいかが過ごされましたか?朝晩の冷え込みもなくなる、この頃は農家にとって忙しい時です。
家のまわりの田んぼにも、水が張られ、早いとこでは、田植えも始まりました。田んぼに水が入ると、カエルの大合唱が毎晩開催です。
そして、雨が降ると、鯉や鯰が、本流から小さな川までさかのぼってきます。浅瀬で跳ねる大きな鯉(大きなものは50cmもあるのですよ)を見つけるのは、畑仕事の楽しみの1つです。
夏野菜の植え付けもあと少し。これからは、さつまいもやごぼうなどの大面積の野菜の植え付けが始まります。ここで大活躍するのが、力持ちの76馬力トラクターのジョン。
刈草堆肥を散布していると、エンジンの音が少しおかしい?あれっ、エンジンルームから白い蒸気が吹き出してくるではありませんか…!これはヤバい!!すぐエンジン止めて、作業中止。いつもメンテナンスなどをしてもらっている機械屋さんに電話すると、、連休日にもかかわらず、来てくれました。
なんと、ラジエータに穴があいて、冷却水が上記となって吹き出してる様です。しかも、穴の位置が下の方と運悪く、簡単にはなおらない。力持ちとはいえ、もう25年間も働き続けてくれてます。経年劣化ということで、ラジエーターごと、交換しないといけない様子。最悪の場合、アメリカ生まれのジョンの部品なので、アメリカからやってくる可能性もあるとのこと。(なおるのに日数がかかる)
幸い、日本国内にラジエーターの在庫があったので、少し安心です。ジョンがなおって、再び活躍してくれるまでの間、26馬力のトラクターにがんばってもらがんばってもらっています。(ジョンのありがたみがよくわかります。)
整備士さんの腕を信じて、早くなおって帰ってきますように!
ジャガイモの芽かき、土寄せをしていると、七つ星てんとうむしと同時に二十星てんとうむし(別名テントウムシダマシ)を見かけます。畑やカフェの名前の由来となっている、七つ星てんとうむしは野菜にとって困りもののアブラムシを食べてくれる益虫ですが、二十星てんとうむしは、ジャガイモの葉っぱを食べる困り者です。同じ名前がついても、食べ物の好みが随分ちがうのです。
あんまり天気が良いので、畑仕事を少し早く切り上げて、みんなで海まで行ってきました。車で10-15分でもう日本海なのです。きれいな景色をみなさんにも、おっそ分けです。