週刊ミニてんとうむし畑たより7/24〜7/30

7/23は大暑。文字とはうらはらに、とてもさわやかな風が心地よく吹く良い天気でした。夜には、窓を閉めないと寒いくらいの気温です。そんなすごし易い一日に「てんとうむし畑・収穫祭」開催されました。

自己紹介のあと、河川敷等で刈り取って山積みになっている刈草対比(土作りの現場)を見学して、畑の中をさんぽしながら、夏野菜の収穫します。子供たちは、ダンゴムシを捕まえたり、セミの抜け殻を集めたり…。そして、その後は、畑の木陰でお待ちかね、ランチタイムです。自分で収穫したトマトやピーマン、万願寺、ナスを炭火で焼いて食べます。他にカフェで調理済のナスのポタージュ、ジャガイモとチーズのホイル焼き!焼きとうもろこし、玉ねぎ丸ごと焼、焼きおにぎり…!みなさんいかがでしたか?

次回の収穫祭は10/9、11/13に開催します。(詳細はHP「体験」から)

畑で食べるランチは格別ですよ!

さて、梅雨明けした後の梅雨の長雨が続いています。秋冬野菜の準備やたねまきが始まっていますが、この長雨のおかげで、なかなか進みません。育苗ハウスの中で、ポットに種まきを行うキャベツ、カリフラワーは雨関係なしに予定通りできています。ところが、露地にたねまきする、にんじんは、雨の影響を受けます。…にんじんは種をまいてからたっぷりの水を必要とし、発芽まで1週間かかります。発芽してからも、成長はゆっくりでその間に、雑草に負けてしまったりするのです。

このため、事前に透明ビニルマルチを張っておきます。すると、夏の強烈な太陽の光を受けて、透明ビニルマルチの中の表面は、50℃にもなります。雑草のタネは、この熱で枯れてしまいます。

約20日間、この透明ビニルマルチを剥がして、にんじんのタネをまけば、雑草に負けることなく、美味しい元気なにんじんが育つのです。

今年は長雨のため、うね立て、透明マルチ張りがなかなか進みません。張れた透明マルチも暑い雲に太陽が阻まれてしまっているのです。計画通り、進まないのはつらいですが、そこは自然のことです。

誰も皆、同じ天気なのだし、あわてたり、イライラしてもどうしようもありません。ここは、自然の流れにしたがって心静かに、待ちましょう。その分できる事(キャベツ)しっかり、やってゆきましょう。雨もとっても大切な恵みなのですから!

かわいく笑っている万願寺がとれました。