てんとうむし便り10/6~10/12

10月8日は、二十四節気の「寒露」。
「草葉に冷たい露が降り、秋の深まりを感じる頃」とまではいきませんが、ようやく夏の暑さもおさまり、過ごしやすくなりましたね。秋冬野菜もこの頃より成長盛んになってきます。

今年は、暑さと干ばつで、その秋冬野菜も少し出遅れ気味。
しかも、シンクイムシやヨトウムシといった、蛾の幼虫がかなり多いのです。特にやっかいなのがシンクイムシ…
キャベツや大根などの芯の部分、成長点を食べてしまうので、そこで成長が止まってしまうのです。
ヨトウムシの様に葉っぱを食べる奴はつぶしてしまえば成長点から新しい葉が出てきて、また元気に成長してくれるのですが…。
また、シンクイムシは5ミリ位と、とても小さく芯の中へ入ってゆくので見つけにくい…。やっかいな奴です。

月刊6月号にも書きましたが、今年のこの干ばつがその多さの原因。雨が多いと脱皮したときに病気にかかりやすくなりますが、今年は雨が全くなく、脱皮の時にすぐに体が乾いて強くなるので大量発生…となったのです。
1ヶ月ほどで次の世代交代と成長が早く、また、2ヶ月以上の干ばつが続いたので、この夏は蛾天国のようでした。
そして、先週末は本当に久しぶりに雨となりました。2日間しっかり降ってくれたおかげで、野菜たちも、畑のまわりの木や草も生き返ったように元気になりました。

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