てんとうむし便り9/1~9/7

早いもので、もう9月!8月31日と9月1日だと一日違いというだけなのですが、なんだか「あ、やっと猛暑も終わり、秋だ!」と思ってしまいます。

台風10号がノロノロ、あっちへふらふら、こっちへふらふらと天気予報もコロコロ変わり、一喜一憂の一週間。私たちの暮らす京丹後市には恵みの雨となりましたが、大きな被害を受けた地域もあり、お見舞い申し上げます。

スーパーコンピューターが発達し、AIが論文を作ってくれる様になっても、今回の台風の動きは予測し難しかったようですね。それだけ、自然の仕組みは、より複雑で奥深く、AIをはるかに凌駕しているようです。

雨のおかげで大変だった灌水からようやく解放。スプリンクラーの力は大きいとはいえ、やはり、天の雨には及びません。発芽するまで、たっぷりの水やりで一番大変だったニンジンのたねまきも3月末収穫分までの全予定が終わりました。

9月に入ると、大根、かぶ、こまつな、ハクサイなど、アブラナ科の冬野菜のたねまきがはじまります。アブラナ科のたねまきが始まると、ノコノコと土の中から出てくるのが、ダイコンサルハムシ‼5ミリ位の小さな青黒く光沢のある甲虫。大根やかぶ、ハクサイをむしゃむしゃと食べつくしてしまうほどの困り者。

大根の生育時期だけ活動し、真冬から春、夏とずっと土の中で眠っている変わり者。羽根がなく、ひたすら歩いて行動するのですが、20年ほど前には京都府北部にはいなかったのです。地球温暖化とともに、南部からひたすらノコノコと歩いてやってきた超健脚者。

もちろん、ダイコンサルハムシ対策をとってますが、今年も奴との攻防がはじまりました。

8/29(木)天気が心配でしたが、曇り空の下、てんとうむしばたけ納涼祭を行いました。「かぼちゃ輪投げ」「流しそうめん」「めだかすくい」「かきごおり」「こどもパチンコ」そして、花火とBBQで子どもも大人も夏の終わりを楽しみました。来年もたくさんのご来場待ってます‼