スタッフコラム「京丹後にアフリカを感じる」
皆様、はじめまして!9月からインターン生として、働いている脊尾直哉です。
先月大学を卒業し、来年4月から働きだす間に自分の知らない世界にトライしてみたくて京丹後に来ました。学生時代は開発途上国の経済発展について勉強し、実際にJICA海外協力隊として西アフリカのガーナに住んだこともあります。そんなアフリカで出会った諺を一つ紹介したいと思います。
“余った食べ物を保管しておくのに最も良い場所は、お隣さんのお腹の中”
この言葉の意味は、食材が余っている時にお裾分けしておけば、いつか周りまわって自分に返ってくるというものです。独り占めを良しとせず、皆で幸せをシェアするガーナの文化を象徴する言葉です。
先日、畑での作業を終えて、作業場に帰ってくると、農場にハマチを持って来てくれた方がいました。代表の梅本さんがお礼にサツマイモを渡している姿を見て、久しぶりにこの諺を思い出したのでした。今の社会は分断が深まっていると言われますが、こんなアットホームな京丹後を私は愛しています。あぁ、京丹後にアフリカを感じるぜぇ。