週刊ミニてんとうむし畑たより10/3〜10/9

はやくも、10月に入りました。お盆から、9月は雨が多く、ちょっと困った天候でしたが、10月に入り、秋空が続き、なんだか心も晴ればれとして来ました。

嬉しいところですが、今年の秋は、アブラナ科(大根やかぶら、白菜など)の野菜に大きな食害をもたらす、ダイコンサルハムシが驚くほどにたくさん、モゾモゾと畑にいるのです。

このダイコンサルハムシは羽が退化していて、飛ぶことが出来ず、ひたすら歩き回っているのです。ネットで食害にあわない様にアブラナ科野菜を守っているのですが、体長5mmにも満たない彼らにとっては、ほんの少しのすき間でも侵入して来ます。

夜の間にタヌキ等の小動物が畑を歩きまわり、ネットをひっかけたすき間から入るのですね。

天敵も居ない様で困っています。ひたすら充電式のそうじ機で吸い取ることしか出来ません。

このダイコンサルハムシ、15年ほど前には、丹後にはおらず、名前すら知りませんでした。そのころは京都府南部の農家の方が「ダイコンサルハムシがおるので、ハクサイやこまつなは作ることが出来ない。」と言っていたのですが、温暖化の影響でしょうね。ダイコンサルハムシを見ない日は無い程。

「えっ、京都南部から、ひたすら歩いて来たの!?」すごいねと、ほめてあげたい所ですが、被害をもたらすとあってはそうも言ってられません。ひたすらそうじ機で吸い取る日々。

雨の多さも影響しているのかもしれません。アブラナ科の野菜栽培が大変です!!

なんとも涼し気なこの森は、何の森でしょうか? 間引き最中のにんじんの森です。