スタッフコラム「僕の京丹後市生活」

菅野まいける大貴

入梅の報に気を曇らせる今日この頃、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。農場では、どんより雲から時より垣間見える太陽の光のように、皆アジ×デーを心待ちにしています。

 梅雨が明けると、京丹後では海水浴シーズンとなりますが、冬の日本海は驚くほど荒れるので、隣国や様々な場所からゴミや流木が流れてきてしまい、浜辺はゴミの山となり海水浴を楽しめる環境ではありません。

また、キャンプやバーベキューなどのゴミもたくさんあります。京丹後市の地域おこし協力隊の「やすみ」さんは、京丹後の海岸を守ろうと地域の方達と協力をして清掃活動をしているのですが、大人だけではなく子ども達と一緒に清掃しようと、新たな活動をしていて、そのプレイベントに妻と子ども三人でモニターとして参加してきました。

 子ども達を中心に、これは何かな?海にどうしてゴミがたくさんあるのかな?この先10年、20年後にはどのようになってしまうのかな?を清掃をしながら考え、楽しみながら行いました。

中でも印象的であったのが、30年後の海の話。とあるデータによると2050年には、海洋ゴミが海中の魚の数を上回ってしまいます。ゴミの割合としては、プラゴミが7割をしめていて、子ども達(僕も)はとても驚いていました。具体的な数値を知ると、将来への危機感を感じますね。

8割は家庭や街からでるゴミで、清掃活動を通してゴミの分別や、リサイクル、毎日の暮らしの中でできるだけゴミを出さないことを子ども達に伝えていきたいと思いました。山も海も人が原油から作り出したもので溢れてしまったのですね。

 ちなみに、娘は生後5ヶ月なので特設の託児所を設けてもらい、子育てママパパのサポートはバッチリです。次回は、人数を増やして行うそうなのでまた参加しようと思います。

また、6月13日には「第3回 水晶浜大作戦」が開催され、水晶(石英)が入り混じった水晶浜を清掃する大規模なゴミ回収プロジェクトが行われます。車が入れないので、バケツリレーで力を合わせて搬送します。

もし興味のある方がおられましたら、一緒に参加しましょう!詳細・参加申し込みは、インスタ(アカウント名yosho8)か、Webで「第3回 水晶浜大作戦」で検索していただければ、参加受付のサイトを検索できますよ。