週刊ミニてんとうむし畑たより5/23~5/29

「花栗(このあたりで山に自生している栗)の花が咲くと梅雨入り」と言われています。最も早い梅雨入りとなり、雨が続いています。山の花栗を見てみると、細かい花の蕾が出てきています。まだ咲いてはいません。

山の他の花たちも例年になく早く咲きだしたので、季節の進みは確実に早い様です。花栗の花の便りによると、近畿の梅雨入りはしたものの、丹後の梅雨入りは、もう少し後なのかな?なんて思っています。

畑では、じゃがいもの花がきれいに咲きだしました。品種によって、花の色もちがうのですよ。キタアカリは、淡い紫色、ピルカは濃い紫、出島は白、とうやも白。その昔、ヨーロッパでは、じゃがいもは花の観賞用だったそうですよ。

土の中はどうなっているのかな?たくさん芋ができているかな?収穫はあと20日ほど。楽しみです。

そして、玉ねぎの収穫は始まっています。まずは、早生の玉ねぎです。先日までは、元気だった玉ねぎの葉っぱも少し茶色くなって、首のところから倒れています。これが収穫の合図。

暑さの苦手な玉ねぎは、この時期になると葉っぱに含まれている糖や栄養を玉へ移動させて休眠に入るのです。葉っぱが倒れたのが、更に甘く美味しくなった合図というわけ。

今、収穫の早生玉ねぎが新玉ねぎと呼ばれるものです。晩生の貯蔵用玉ねぎとは、味も性格も違うのですよ。詳しくは近々You Tubeで「玉ねぎの話」でアップします。

そうそう、「ジャック知らなかった豆の話」はご覧になりましたか?まだの方ぜひ見てね。