スタッフコラム「僕の京丹後生活」

早いもので、もう2月。丹後地域は、大雪は一度だけで、冬のもの足りなさを少しだけ感じている今日この頃です。

先日、KOA(京都オーガニックアクション)が主催する農家見学ツアーへ参加してきました。他の有機農家をじっくりとお話して聞きながら見学をすることは、なかなか無い貴重な時間でした。

2つの農家を1日かけて見学させてもらい、1つは私たちと同じ様な栽培をする農家、もう1つは正反対の栽培を行う農家でした。私たちが育てている野菜は生物であり、その土地にあった育て方(栽培)があるというのが改めて感じた1日でした。

なかでも、2つ目の見学をした農家では、土質が悪いため、安定した収穫量を得るために、毎週、葉の大きさや土の成分量を分析することで、安定して1年ミニトマトを栽培していました。詳しいデータは聞くことはできませんでしたが、私たちが肌や視覚で感じていることを数値で見えるようにする農法は興味深い内容で大きな学びがありました。

方法は違えど、オーガニック農家の目指す先は同じであり、横のつながりを大事に、みなさまへ野菜をお届けするという思いが私たちだけではなく、他の農家皆にあるとも感じれました。

これからも新しい方法や、天候・土地にあった方法をアップデートしながら、野菜を育てて、お届けしたいと思います。

菅野まいける大貴