スタッフコラム「養蜂日記vol.9」

みなさん、こんにちは。スタッフの藤澤侑也です。

12月とは思えないような暖かい日もありましたが、一気に冬らしくなりましたね。蜂さんたちの活動も落ち着き、いよいよ越冬です。が、残念なことに、セイヨウさんはダニの影響で越冬する前にやられてしまいました。ダニ駆除剤に頼らずとも飼える方法を試していたのですが、中々難しいものです。

ニホンミツバチの方は、ひとつは順調そうで、もうひとつは黄色信号。こちらもおそらくダニの影響で蜂数が結構減っています。この猛威をふるっている”ダニ”。

実はそれぞれ別のダニなんですが、面白いことに寄生先(セイヨウミツバチとニホンミツバチ)が逆であれば共生していけるのです。元々は逆の寄生先だけだったのですが、世界中で養蜂が広まった(輸出入)ことにより在来種と外来種の間で移ってしまったと考えられています。進化の過程でいつかどちらのダニとも共生してもらいたいものです!とはいえ、なにもしなければ同じ事態になってしまうので来シーズンは試したいことがいっぱいです。

それでは、みなさま、よいお年をお迎えください!!

ニホンミツバチの越冬