スタッフコラム(けんご)

健吾のウルトラマラソン奮闘記Ⅱ

順調なペースを維持して久美浜湾を気持ちよく疾走した後に待ち構えているのが、2度目の七竜峠です。

そう、100kmマラソンは、七竜峠を夜明け前に越え、更に午前中のうちにもう一度越えなければなりません。時間にして10時頃。この日はとても天気がよく、気温はガンガン上がってきます。

多少のペースダウンは予想していたものの、予定よりも30分のタイムロスが発生!それもそのはず、峠の後半では大会実行委員より「気温が30度を超えた為、水分補給を徹底し、無理なレース参加は控えるように」というアナウンスがあるほどでした。

予定よりも遅れてはいましたが、最難関の野間地区山越え(七竜峠より標高が約3倍)が控えていることを考えると、ここで無理はできません。水分補給&エネルギー補給を徹底しつつ、2度目の七竜峠を乗り越え、昨年の60km大会でミニオンズと遭遇した浅茂川漁港の給水所にたどり着いたのでした。

ここでは、妻もお出迎え。夜明け前のレーススタートに同行してくれた妻(僕と同じく午前3時起床)は一度帰宅してからの応援再開です。給水所に置いてあるもの以外にも差し入れを持ってきてくれる妻の存在は大きく、ウルトラマラソンは夫婦総力戦。気温がガンガン上がる中、お互いを鼓舞し合いながらレースは続いてゆきます。