スタッフコラム「湊大輔の爆釣日誌」

皆さん最近釣りは行っておられますか?スタッフの湊です。
本当に長い間、僕の釣れない釣り便りにお付き合いいただきありがとうございました。この日をどれほど待ち望んだか。そして皆さんにいつになれば大物を釣ったぞ!とご報告できるのかと、毎度毎度の厳しい釣り状況をお便りに書きながら、近所のおっちゃん達の釣果にも嫉妬しながら、竿が折れたり、ルアーを無くしたり、磯に行く道で怪我をしたり。。ああ本当に長かった。そして今ははっきりと言える、僕の釣りの暗黒時代は終わったのだと(笑)

 それでは、1月22日の事をお話ししましょう!!

年末年始に何度か降った雪の雪解け水が海に流れて、海水温を下げてしまうと魚が沖へ逃げていくという話をおっちゃん達がするので、今シーズンは諦めていたところ、梅本さんが近所の方から釣ったハマチをもらったという話を朝の9時ごろ聞いたので、居ても立っても居られず、速攻で近くの磯に向かいました。

その日はなんと僕一人だけ、こんな事は珍しく玄人達がいないという事は釣れない月なのかもと少し不安がよぎりました。そして波が静かすぎるという事もありました。波がある程度あったほうが魚の活性があがるのです。しかしこの日は冬の日本海とは思えず、ジャバジャバと音を立てている程度でした。

短期決戦の予定で来たので2時間もすれば餌がなくなり、前回おっちゃんたちに教わった、3点釣りの練習を兼ねて今日は来たのだと自分に言い聞かせて最後の一投をし、そのまま竿を固定して片付けだしました。

ところが、しばらくすると竿先が揺れだすではありませんか。何か小さい魚が突っついているのかなと思った次の瞬間、竿先が思いっきり下に曲がったのです。

リールの絞りは僕が片手で力を入れて糸を引っ張ると少し出るくらいに設定しているのですが、それが「ビィーーーー!!!」と音を立てて出ていくのですから、間違いなく大物です!!すぐさま竿を立てて戦闘開始しました!胸が高鳴り過ぎて胃が痛くなる程でした。波打ち際が危険ではなかったのでかなり海に近づけた事とそのおかげで安全な足場を冷静に判断する事が出来たのが勝利の鍵でした。水面に魚影が見え波に乗せて引き上げ無事陸に上げることができました。その魚はなんと73センチもある真鯛だったのです。どおりで下に潜ろうとする力が凄まじかったわけだわ。

移住して2年半、やっとこの日が来ました。お便りで言うと14回目になるでしょうか。本命のヒラマサではなかったので、次はヒラマサを釣りたいものです。でも今までで一番大きい魚を釣ったので、皆さん!!ほんとうにやったぞーーーー!!!!