週刊ミニてんとうむし畑たより7/2~7/8

7月2日は、半夏生(はんげしょう)。聞きなれない言葉ですが、半分白の葉の植物の花が咲く頃です。半分白いので、半化粧からきたのかな。

保温技術のとぼしかった昔は、田植えも遅く、この半夏生までには、田植えを終えないと豊作にならないと言われていたそうです。そして、大変な作業だった田植えが終わり、半夏生に入ると「さなぼり」(丹後では田植えを手伝ってくれた人たちを、慰労のもてなしをする日)といって、しばらく休んだそうです。

ちょうど、梅雨前線の活動が、活発になる頃でもあるので、晴耕雨読ですね。

でも、私たち野菜農家にとっては、のんびりしていられません。ちょうど、晩生の玉ねぎ、そしてじゃがいも収穫の時期になるのです。そして、今年は、春の気温が高かったので、トマトやきゅうり、とうもろこしなどの夏野菜たちの収穫も、全盛期をむかえています。

貯蔵しながら出荷のじゃがいも、玉ねぎは、雨にぬれるとだめ!だから雨が、ぜったいに降らない日にトラクターで掘ってゆきます。春の好天気にも恵まれて、じゃがいもはとっても美味しく、たくさんとれました。

まだ全体の半分しか掘れてませんが、残りもわくわく期待できそう!!