週刊ミニてんとうむし畑たより7/30~8/5

本当に暑い日が続きますね。夏休みに入り、子供たちが田んぼや、水路で網を持って、魚とりをしていたり、自転車に乗って、どこへ行くのかな?よく見かけます。

コロナ期間中、ずっと閉鎖されていた、小学校のプール開放も今年は行われ、プール帰りの楽しそうなグループも見かけます。みなさん、子供の頃はどんな夏休みを過ごしていましたか?

私の小学校の夏休みは、ほぼ毎日川遊びでした。祖父母の暮らす地域では子供会の決まりことで午前中はラジオ体操と勉強会、公民館に集まってみんなで宿題や自由研究の作製をしました。

そして、午後は子供達で集まり、川遊びです。山の中の渓流は場所によっては、激流となったり、深くてゆったり流れていたり。みんなで大きな石を転がしてダムを作ったり、沢ガニとったり…。

上流へ行くと、大きな滝が何段にも落ちていて、その滝つぼは、背のとどかない深いところ。上級生は次々と滝つぼに飛び込むのですが、まだ低学年の頃はこわい!それでも意を決して飛び込むと、上級生が「えらいぞ!」とほめてくれたのが嬉しかったのを覚えています。

滝つぼの中は細い泡だらけなので、この滝をスプライトと呼んでいました。

体が冷えると、巨石に寝そべって体をあたためたり、水中メガネが曇ると、ヨモギの葉をすりつぶして、ガラスに塗りつけるといいだとか、知ってましたか?

楽しい川遊び、(今の時代だと、こんな遊び方は危険で、禁止されてるかもですね)も終わり、疲れて家に帰ると、高学年になると風呂焚きの仕事が待っています。ボイラーなどなく、まだ薪で風呂を沸かしていたのです。マッチ1本からゴーゴーと火を起こします。そして、湯が乾き、火を落とし、おき火にじゃがいもや、玉ねぎ、ナスを祖母が放り込んで夕食のおかずになりました。もう50年近くも昔のお話でした。