週刊ミニてんとうむし畑便り(3/2~3/8ミニ448号)

3月に入ったというのに、雪景色。3月5日は啓蟄(冬眠していた虫たちが目を覚まして、もぞもぞ動き出す頃)。
虫たちも、あれっまだ早いなと、二度寝する啓蟄かもしれません。

時々、太陽が出てあたたかいなあ、と感じることがあっても、雪の下の土の温度は0℃!植物の体のほとんどが、実は、根っこ(葉や茎は全体の20%もないといわれています)なので、春の兆しを感じても、雪が完全にとけて乾かないと、植物にとって春はまだまだ…なのです。

昨年は、2月中旬頃から春の陽気がつづき、3月に入ると土の温度もどんどん昇って、露地での種まきが始まりましたが、今年はまだまだ…がまんのしどころです。とはいえ、野菜が無いのも困るので、育苗ハウスの中で加熱しながらポットに土を入れて、野菜の種まきを始めています。こまつな、ミズナ、リーフレタス、そして春白菜、キャベツ…。

一定の大きさに育ったものから、畑のビニールハウスの中に植え付けます。ビニールハウスの中には雪が積もらないので、土の温度も雪の下よりは少し高いので、ゆっくりは成長します。でも、京丹後市は日本海側、この時期でもどんより雲が空にあって、太陽を見かけることはめったにありません。

毎日太陽が照ってくれたら、ビニールハウスの中はとってもあったか…こまつなだったら、30~40日くらいで収穫サイズくらいまで育ってくれますが…。雪や雨、曇天つづきなので、60~80日もかかってしまうのです。
ちなみに、今、収穫しているほうれん草などは、昨年の12月上旬にビニールハウスの中に種まきしたもの…。
約90日もかかっているのですよ。あー春が待ち遠しい!!

((お知らせ))
てんとうむしばたけの土つくりの基礎、「落ち葉あつめ」をみんなで体験しませんか?
森の中に入ると、いろんなことが見えてきます。自然界のすばらしい仕組みが分かったり、おいしい山菜に出会えたり、普段は目に見えない菌のかたまりを発見したり…!
そして、集めた落ち葉は家庭菜園につかってね。

4月13日(日)10:00~12:00 お一人3500円(中学生以下は無料)
申し込みは「体験」ページからお申し込みください。堆肥と野菜のお土産付きです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトは reCAPTCHA と Google によって保護されていますプライバシーポリシー利用規約 申し込み。

The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.