週刊ミニてんとうむし畑便り(4/13~4/19ミニ453号)
先週は、保育所・小・中・高と入学式が続く週。
新入生のために、ぴったりと桜が満開になりました。
そして、畑のまわりの山には、山つつじの赤紫色の花が咲きだしました。
庭にもスイセン、カイドウ、ジューンベリー、アーモンドと、次々と花が咲き誇っています。いい季節になりましたね。
半面、この時季は、一年で最も野菜の種類が少ない時です。
冬野菜が終わり、春の種まきした野菜もまだ小さく、早く大きくなれと心待ち。野菜が少ない時は、山菜がたくさん採れるときです。こごみ、タラの芽、わらび、タケノコ(これは山菜ではありませんね)…山菜取りと、料理が楽しい!!
そして、海のある京丹後市は、春の海産物の美味しい時季でもあるのです。ホタルイカ、ワカメ、カレイ、キス…
この春は、真イワシがたくさん定置網にかかっていて、魚屋さんで格安で買えます。
いつもは、塩焼きにしたり、しょうがと梅干で煮たりしますが、最近はイワシのつみれにはまっています。
真イワシは、包丁を使わなくっても、手だけで簡単に頭と内臓、そして背骨も取ることが出来ます。おろししょうが、酒、みりん、塩を加えて、フードプロセッサーでくだいて、粘りが出たら団子つくり。
この時に、ごぼうや小松菜など、細かく刻んだ野菜を混ぜます。このまま油で揚げたらイワシつみれ揚げ!
沸騰した出汁に入れて、たっぷりのねぎをのせて、イワシのつみれ鍋!!これがまた最高に美味しいのですよ!
山の雪もすっかり消えて、今年はいつもより遅めの落ち葉集めが始まりました。落ち葉集めというと、秋~冬のイメージかもしれませんが、私たちは春がシーズン。
なぜなら、冬の間、雪の下になった落ち葉は、微生物がびっしり住み着いて、また水分を含んで春の風にも飛ばされないのです。そして、ついでに山菜採りもできちゃう!
丹後半島の山に入ると、渓流沿いにたくさんの天然のワサビが自生しています。
その花芽がとってもおいしい。しょうゆ漬けがうまい。ところが、この春は、ワサビの花芽を鹿が食べてしまって採ることができませんでした。。。残念。
\満開の桜!!もちろん夜はライトアップしてお花見会です。/
