週刊ミニてんとうむし畑便り(5/12~5/17ミニ456号)
雨が降る毎に草が伸び、山の緑も濃くなってきました。
雨が上がった後は、空気中に漂っていたチリがなくなるからでしょう。山の緑や花の色が一段と鮮やかに見えます。
紫外線もかなりきついので、畑に出る時はサングラスが必須です。
G.W.には長男と白馬(長野県)へ行ってきました。
スキー場の標高の高いエリアでは、まだスキー場がオープンしている程雪が山にあり、道路沿いの日陰にも所々、汚れた雪が残っています。
山道をハイキングすると、カタクリの花が咲き、山桜もちょうど満開!!
雪解け水で激流の川の水は、手がちぎれる様に冷たい。いつも自然豊かな京丹後で暮らしている私たちだけど、地域によってその自然は全く別の顔を見せてくれるので面白い!!
白馬の田畑の土の色は真っ黒。普段、茶色の土の色に慣れているので、ちょっと驚きです。
てんとうむしばたけでも4月によく見かける菜の花もよーく見ると少し違う。どうも野沢菜の花の様なのです。
田んぼでは、代かきを終えて、早くも田植えが始まっていました。白馬村では、白馬岳の雪が解けた模様が馬の形になれば、代かきをする。という農事暦が古くから伝わっています。(代かき馬がなまって、白馬になったそうです)
今冬は雪が多く、白馬岳を眺めてみても、まだ真っ白で馬の形はありません。代かきには、ちょっと早いんじゃあ…なんで思ってしまいましたが、今では、昔からの農事暦を知る農家さんでほとんどいない時代なのですから、当然なことでしょう…。
そして、北アルプスのそそり立つ姿は、いつまで見ていても飽きることはありません。
白馬では、まだまだ肌寒かったG.W.ですが、帰ってくると京丹後では初夏の陽気。
夏野菜の最後の植付け、万願寺、ピーマン、なすが育苗ハウスの中で畑に行くのをまだか、と待っています。
