週刊ミニてんとうむし畑便り(5/18~5/24ミニ第457号)
梅雨の話は、もう少し先の事かな…なんて思っていたら、沖縄を飛び越して、鹿児島宮崎でもう梅雨入りとのニュース!!
5月の中・下旬というと、カラッとして過ごしやすい季節かと思いきや、湿気多く蒸し暑い日が続いています。
畑では、初夏の野菜、スナップえんどう、絹さやえんどうの収穫のピーク!
そして、実えんどう、そら豆の収穫もいよいよ始まります。
新玉ねぎの収穫も例年より、半月以上遅れていますが、ようやく始まります。
旬の野菜を収穫するのは、とっても楽しい。えんどうは、その場で食べれるので、なお美味しい!
えっ!と驚く甘さなのですよ。一つ一つハサミで収穫するのは、根気がいるけど、そんなことふっとんでしまう美味しさ!!
是非、畑にえんどうぼりに来て、畑で食べてみて。
旬の野菜の楽しさとは裏腹に、ちょっと残念なニュース。
放し飼い最後の一羽のにわとりが、キツネに襲われてしまいました。
一昨年の5月に卵から育てたニワトリ。ピヨピヨひよ子から5羽のニワトリが、いつも仲良く庭を駆け回っていました。
土を足でひっかいて、虫やミミズを見つけては食べる。時には、収穫してきたこまつなをコンテナの上に乗っかって食べることも。
もちろん、卵も産んでくれます。日が暮れるとトリ小屋に戻り、人間が扉を閉め、朝に開けてあげます。
なので、イタチに襲われることはなかったのですが、昨年の秋に一羽のニワトリが日が暮れても小屋に帰って来ず、そのまま行方不明に。
それから、しばらくは、平和な日々が続いていました。
ある日、柴犬のハナが、家の裏手の山の方へ向かって吠えまくっています。そちらを見てみると、なんとキツネが飛びながら山へ逃げてゆきました。
ハナが番をしてくれるので大丈夫と思っていたのですが、ハナが散歩に行っている間に、またニワトリが一羽行方不明になったのです。
きっとキツネにやられたのでしょう。それからは、日中も小屋の扉を閉めたままにして、襲われない様にしていました。
だけど、ニワトリたちは小屋から出たいと意思表示してくるのです。
安全だけど、自由のない毎日と、何が起きるか分からないけど、自然の中で自由な暮らし、どちらが良いのか悩みましたが、朝には扉を開けてあげることにしました。
結果、とうとう全てキツネに襲われてしまったのです。かわいそうな事をしたと思いはしますが、自然に生きること(自由に)が出来てよかったと思います。
私がニワトリなら、こんな生き方でよかったと思うから…。
いろいろ考えさせてくれたニワトリたちでした。
