週刊ミニてんとうむし畑便り(6/15~6/21ミニ第461号)
今日(6月14日)は、朝から雨がしとしとと、降ったり止んだり。
梅雨に入ったとニュースでは言うけど、なかなか雨が降らない毎日だったので、野菜たちにとってはようやく恵みの雨となりました。(もともと京丹後市は、梅雨でも雨が少ない、いい天気が毎年続きます。日本海気候の特徴の一つ。)
本当なら、今日は、京都市内の岡崎公園で開催予定だった「アースデイin京都」に出店してるはずなのですが、京都市内はかなりの雨予報ということで、開催中止になってしまったのです。
トークショーにも出演予定でしたが、残念。何より、たくさんの方々とお会いしておしゃべりするのが楽しみだったりするので残念です。
また、違う機会にお会いしましょう。
雨が降らぬとは言え、梅雨に入ったタイミングでズッキーニやきゅうり、プチトマト、ベビーコーンなどの夏野菜の収穫が始まりました。
じゃがいも(6月下旬~7月上旬に収穫)の試し掘りをしてみたら、ゴロゴロとたくさん芋が出てきます。
春が低い気温だったので、冷涼な気候を好むじゃがいもにとって、いい気候だったからでしょうね。本格掘りが楽しみです。
そんな夏を感じる畑ですが、今は、大根、かぶら、紫大根、こまつな…といった秋冬がメインの野菜も、今収穫中です。
あれっ大根?なんて思う方もおられるでしょうね。
日本は、南北に長~く、九州と北海道では、気温や気候がずいぶん違う…。よね。
2月といった一年で一番寒さの厳し時は、南の九州が大根の旬です。サクラの開花が北上するように、あたたかくなるにつれて、大根の旬も北上します。
そして、真夏となる7、8月は北海道が産地となり、秋になると再び九州に向かってゆっくりと南下するのです。
その北上の途中、まさしく今が丹後なのです。ね、おもしろいでしょう!
そして、温暖化がその傾向により拍車をかけているのです。
秋に種まく冬大根(従来のみんな良く知る旬)は、まだ小さな頃に害虫の被害にあう…ということが大変になってきてるのです。
逆に春の種まきの頃は、虫もまだ冬眠中、とはいえ温暖化のおかげで野菜の生育が盛んだからね。
温暖化は困ったことだけど、何とかその状況下でも野菜栽培はやっていかないといけません!!
