週刊ミニてんとうむし畑たより6/4~6/10
6月6日は二十四節気の芒種。まだ保温育苗の技術がなかった昔は、この頃に、米のもみ種をまいたそうです。
今では、田植えの終了の頃になっています。家のまわりの田んぼもすっかり田植えが終了、京丹後では、稲作農家は早苗ぼり(さなぼり)の行事を行うころでもあります。親戚総出で行った田植えのお礼ということでしょうか。ぼたもちがご近所さんにも振舞われる風習が、今でも残っています。(でも、「なんでもかんでもコロナ自粛」でこの風習もすっかりすたれてしまいました…悲しいことです。)
そして、5月29日の雨をきっかけに早い梅雨入りとなりました。「栗の花が咲くと、梅雨入り」と祖父に教わりましたが、我が家の果樹園の栗の木も花が咲き出しました。気象予報士は天気図を読んで、梅雨入りの判断をするのでそうが、私はいつも果樹園の栗を見て、判断します。年によって、差異がありますが、今年はそれほど差異のない梅雨入りのようです。
そうそう、果樹園(出荷用でなく自家用の小規模なものです。)には、梅、びわ、柿、栗、ポポー、びわ、ジュンベリー、ゆず、山モモ、アーモンド、ユスラウメの木が植えてあるのです。
この時期は、ジューンベリーとユスラウメの身が食べられる頃です。とくに、ジューンベリーは子供たちに大人気!
近所の小さな子供やスタッフの子供が楽しみに、食べに来ます。鳥たちにも人気がある様で、低いところに実るジューンベリーは子供たち、高い所は鳥たち…。大人の手の届くところは、カフェの食材になります。
びわの実も少しずつ色づいてきました。砂糖漬けや焼酎漬けにする、ユスラウメは裏年なのでしょうか、今年は不作です。
畑の野菜の楽しみ同様、小規模ですが、果樹園も次々と旬が訪れて楽しいですよ。
スタッフのあゆみちゃんの発案で、畑の一角に、ハーブ園を作っています。体験に来られたり、見学に来られたみなさんが、のーんびり楽しめる空間を作成中です。様々なハーブを植え、ブリッジやアーチをつくったり…。完成は、まだまだ先(あゆみちゃんによると35年後らしい)そんな未完のハーブ園も含めて、畑にあそびに来ませんか?いろんな企画ありますよ。
詳細はHPの体験から