週刊ミニてんとうむし畑たより8/21〜8/27

8月23日は、二十四節気の「処暑」。今年はラニーニャ(東太平洋の海水温が低くなる現象。エルニーニョの反対で、夏はより暑く、冬はより寒くなる)が続いているとのことで、猛暑、水不足が予測されていましたが、ここ丹後では、猛暑日も数日でした。それより、雨が多く、日照不足気味です。

天気予報が当たらない事多く、畑仕事もふりまわされることありますが、それでも季節は進んでゆきます。雲の流れを見て、草木のざわめきを感じて、風の音を聞いて、農作業を進めてゆきます。7月中旬から始まった、ニンジン・キャベツの種まきも今週で最後。処暑を過ぎると、暑さが苦手な、こまつな、ミズナ、レタス、ハクサイなどのたねまきが始まります。

そして、これら秋冬野菜たちを種まく畑、苗を植える畑の準備も始まります。この夏は、思いの外、雨が多いので、雑草たちの生育もとってもいい。人の背丈を超えるほどです。トラクターに装備したハンマーナイフモアー、背負いの草刈機、自走式のスパイダーモアー、…草の成長具合や、生えている場所にあわせて、色々な機会を使って、雑草たちを、質のいい緑肥として腐植の材料にかえてゆきます。

雑草が多いと、困りものと思われがちですが、私にとって、いい土が出来ると嬉しくなってしまいます。(作業は大変ですが…)

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暑い夏の一日、家族で涼感ハイキングに行ってきました。車で90分ほどの但馬の阿瀬渓谷です。大小いくつもの滝が連続する清流に3時間ほどのハイキングコースがあります。登りが続くので、汗ばみますが、滝の水しぶきのそばは、とっても気持ちいい。1時間半ほど、そんな滝を楽しみながら進んだところ、次男が「足がかゆい」とズボンをめくったところ、なんと山ヒルが血を吸っていました。よく見ると、私の足にも。長男のズボンにもくっついています。クツにも何匹も這い上がってきています。

よく見たら、地面の落葉にびっしりと山ヒルがいるじゃあありませんか!ヒル地獄!!

もうその先の滝なんてどうでもいい。走って駆け降りてきました。麓のアスファルトの安全なところまで、下りてみると「山ヒルに注意!」の看板が山の方を向いて立っていました。反対向き!

滝の涼感と、恐怖の涼感たっぷりのハイキングでした。そのあとは、温泉でゆっくり汗と血を流して帰りました。

これが恐怖の麓の滝!