週刊ミニてんとうむし畑たより8/27~9/2
厳しい残暑がまだまだ続きますが、昨夜は雷雨となり、そのあと、ようやく涼しくなり、少しは過ごしやすくなった様です。それでも雨のおかげで、空気中のチリなどが流れたのでしょうか。陽射しがより強くなった気がします。森の緑もより濃い様な…、夜になると星空がきれいで、夏の大三角形や天の川もくっきりと見えます。
畑では8月27日が今シーズン最後のにんじんの種まき。
7月23日から1週間毎に、約1ヶ月の種まきの差が約5ヶ月の収穫の差になるのです。それだけ夏の植物の生長と秋冬の生長の早さに差があるからなのです。にんじんの種まきが終わると、白菜、大根、かぶらの種まきです。
そして、毎年8月も終わりが近づくと地元の組合での醤油作りがはじまります。炒って香りを出した粗挽きの小麦と、蒸し大豆に種こうじを丁寧にふりかけて、よく混ぜて、山をつくります。むしろでくるんでおくと、半日くらいで、こうじ菌が活動をしてくれて、40℃以上に温度があがります。手入れ仕事をして、三日目には、こうじ菌が大増殖!
ちょっとさわると、緑色のこうじ菌が煙の様に立つのです。冬につくる、米麹は白色で、とてもいい香りで、おとなしいのですが、このしょうゆこうじは強力!!人によっては、この煙の様なこうじ菌を吸い込んで、熱が出てしまう人もいるくらいなのです。
原料の大豆と小麦が緑色に覆われてはんぺんの様にかたまると出来上がり。この3日間は失敗のない様に夜中にも気がかりで見てあげるほどに気が抜けません。そして、出来上がった醤油こうじは組合員が持ち寄って、黒部醤油蔵にある、人の背丈より大きな杉樽に水と塩と加えて、仕込み完了。
あとは、当番制でかきまぜを行い、丸2年間醗酵させるのです。暮らしの中に根付いている醤油つくり、他の市販の醤油とは比べ物にならない美味しさです。
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Organic Cafe てんとうむしばたけ からのお知らせ
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