週間ミニてんとうむし畑便り(1/12~1/16)

先週の金曜日の朝、カーテンを開けると、久ぶちに真っ白な雪景色!今シーズン初積雪です。
茶色一色だった冬枯れ景色から一変して、何もかも真っ白!


柴犬のハナも大喜びで、雪の中をズボッズボッと深い足跡をつくりながら走り回っています。その積もった雪の深さは約25センチ。お正月から咲きだした黄色のいい香りのロウバイの花が、白い世界にいいアクセサリーになっています。

おっと、雪景色にうっとりしている場合じゃあ、ありません。ロータリー除雪機のエンジンかけて、駐車場の雪かきです。
軽い雪なので遠くまで雪が飛んでゆきます。

ここ最近の温暖化で、雪が積もらない年もあったり…。今回の様な25cmくらいなら積雪のうちに入らない、なんて言うほど以前は雪が降りました。1mを越えて積もることも。
私が憶えている中では、12月の上旬に50cmの雪が降り、それが根雪(春まで解けない雪)となり、多い時で80㎝、そして3月上旬まで、真っ白な世界が続いた年もありました。

生活は大変、野菜の収穫も、まずは畑へ行く道の除雪、そして雪を掘ってからなのです。
まあ、その頃は、雪は常にあるもんだという生活、そして、野菜の栽培計画もしていたので、それなりでした。

それから、温暖化が進み、厳冬期に雪のない日が増え、気温もマイナスになる日もぐっと減ってきた最近。
冬でも野菜が、種類多く栽培できるようになってきました。(根菜のみだったのが、葉菜もつくれる様になりました)
おかげで、真冬でもみなさんに野菜が届けられる様になってきたのです。(20年程前は、1月・2月は長い冬休みでしたからね)

そんな訳で、25㎝の積雪は今ではしっかり大変な雪になりました。生活や収穫には大変だけど、雪のすごいところ、みなさんに紹介したいと思います。

 

◎雪が積もると野菜が甘くなる!
野菜も生きています。体中の水分が凍ると細胞が破裂して死んでしまうので、凍らないように糖分を蓄えるのです。
そして、その糖分が酸化したり、分解されない様にビタミンをたくさん生成するのです。美味しくて、栄養たっぷりになるのです。

◎雪が積もると長期保存できる。
雪の温度はマイナス1℃~プラス1℃。そして湿度たっぷり。
野菜の新陳代謝が最も抑えられる温度。だから、劣化しない。湿度たっぷりなので、お肌もつやつやキープ。(これは人間も同じね)

◎雪が積もるといい菌が活躍。
土の中に、無限に活動している微生物たち。その中の悪さをする微生物(病原菌や腐敗菌)は寒くて動けない。
でも、乳酸菌とか枯草菌、こうじ菌は雪の下でゆっくりと活動して、いい土をつくってくれています。酒造り、味噌造りも冬です。

◎雪が積もるときれいだ、スノースポーツが楽しめる!!
さあ、雪を楽しもう!!

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