週間ミニてんとうむし畑便り(1/19~1/25第443号)
1月20日は、二十四節気の大寒。一年で最も寒い頃「寒の入」ですね。
外の水道が夜の冷え込みで凍りつき、朝の野菜洗浄で困らぬようホースを取り外し、中の水を抜き、ポンプの中の水も抜き、チョロチョロと水が出る様に蛇口を少し緩めておきます。
地下40mから汲み上げている地下水なので年中一定の15℃。早朝に見てみると、その温度差で湯気が立っているのです。ありゃ、温泉だ!と思ってしまうほど。(逆に夏はひんやり冷たく気持ちいい)
そういえば、温暖化が進む以前は、朝にマイナス5℃くらいまで冷えることがあり、そんな時はコンクリートの地面に前日にたっぷり水をまいて、翌朝、即席のスケートリンクをつくって子どもたちとツルツル滑って遊んだのを思い出します。
一年で最も寒いこの時が来たということは、もうすぐ春が来るということ。
「冬来たりならば、春遠からじ」そう、春は種まきのシーズン。その種まきからの栽培計画を立てるのが、この一番寒い時の仕事です。以前は、タネ屋さん訪問したり、電話で情報集めたり、カタログを郵送してもらったりしていましたが、今では、ネットで検索したり、情報も集めやすくなりましたね。
今年は(というより今年も)、真夏の栽培をどう乗り切るか!がテーマ。
耐暑性のある品種を選び、かといって美味しくないとダメだし…。昨年、一昨年の栽培が良かったのか、ずらした方が良いのか、月の暦も太陽暦も見ながら立ててゆきます。
この寒い時期は、割と時間とれるので、結構綿密に計画を立てたりもします。でも、実際は天気は計画通りに事を運んでくれません。というより、立てた計画通りにいった栽培なんて、一度もない!かも…なのですよ。
そうなら、いっそのこと、一切行き当たりばったりで行くか!な~んて、薪ストーブの火にあたりながら、大豊作の計画を妄想している今が一番幸せなのかもしれませんね!!
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