スタッフコラム「僕の京丹後市生活」
菅野まいける大貴
雨に紫陽花の花が映える季節となり、長雨が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
「光陰矢の如し」と言う言葉がありますが、時間が過ぎるのはあっという間で、今年も残すところ半年となりました。また、私事ですが農場での生活も7月末で一年になろうとしており、光のように早い一年であったなと感じています。
この一年間では、たくさんの出来事がありました。特に大きな出来事として、長女が産まれたこと。約2,700グラム(トウモロコシ6~7本)の赤ん坊が今では、7,500グラム(生後6ヶ月)となり、家の中を巡回しています。少し目を離すと、つかまり立ちや、目に入るモノすべてに興味があるのか、何でも食べようとします。誰に似たのでしょうか。
また、離乳食も始まり、僕たちが育てた野菜をもりもり食べてくれています。先日、トウモロコシを食べてもらったのですが、とても気に入れてくれたのか、笑顔で顔を黄色に染めながら、口だけではなく鼻の穴でも食べてくれました!その姿を見たときに、「農業を始めてよかったな」と改めて感じました。
農業の世界に踏み入れたのは、家族を幸せにしたいから。家族の笑顔を見ると、その想いが少し実現したような気がします。農業二年生では、より多くのご家庭の幸せのきっかけになれるように、野菜達に愛情を与え、お届けできるようにしていきたいと思います。
突然ですが、我が家ではトウモロコシをまるごと食べる際は、茹でるよりも蒸す方法で食べることが多いです。茹でるのも美味しいのですが、トウモロコシには水溶性ビタミンが豊富で、茹でてしまうと甘みが抜けやすくなってしまいます。
なので、皮付きのまま、濡らしたキッチンペーパーで巻き、その上からサランラップを巻いてレンジ(500w)で約5分。皮と実に含まれる甘みが抜けないので、美味しく食べることができます。お好みはあると思いますが、簡単に調理ができますので、旬のトウモロコシを是非とも味わってください。