週刊ミニてんとうむし畑たより6/26〜7/2

今年の梅雨はいったいどうなってしまったのでしょう。雨が全然降りません。

梅雨の合間の貴重な晴れを「五月晴れ」と言いますが、毎日が五月晴れです。雨がむしろ貴重なくらい…。この先の週間予報(最近は10日先まで予報が出る様になりましたね。)もずーと傘マークはありません。

畑では灌水チューブやスプリンクラーで水やりするのですが、梅雨の雨とは根本がちがいます。

スプリンクラーなどの水は水滴粒が大きく、土の奥深くまで浸みるほどにはなりません。

梅雨の雨は、雨粒が細く、しとしとと長時間降るので、土の奥深くまで水がしみてゆきます。やがて、梅雨があけて本格的な夏がきて、容赦なく太陽が照りつけ、畑や森の土の水分もどんどん蒸発します。だけど、梅雨の合間に土の奥深くまで浸みた水がたっぷりあるので、ゆっくりと土の表面に水を補給してくれるのです。カラ梅雨が続くと、本格的な夏が来たときに、どうなるか、少し心配です。あるいは、カラ梅雨の反動がどこかで大雨となってやってくるのも心配です。「平年並み」の言葉が農業にとっては、一番大事だと感じます。

そして、この暑さのために、春に種まきした、こまつなやミズナ、かぶら、リーフレタス等の暑いのが苦手な野菜たちは、急に虫たちの餌食になってしまいました。

元気なうちは、抵抗力があって虫を寄せ付けなかったのですが、この暑さのためくたばってしまい、抵抗力も下がってしまったのでしょう。まだ少し残っていますが、収穫はおしまい。

代わって暑いのが大好き夏野菜たち、がぜん元気です!!

トマトの赤、なすの紫、とうもろこしの黄、きゅうりやピーマンの緑、いろとりどりでカーニバルみたいなのが夏野菜の楽しいところ!!

そう夏野菜といえば、もうすぐ、とうもろこしの収穫がはじまります。長年担当してきた次男のゆたかは、大学生となり、北海道にて学んでいま(?)す。なので、代わりに私が世話をしています。ということは、ネーミングも「おさむ印のとうもろこし」となるとこですが、あんまりいい響きでないので、いままで通り、「ゆたか印のとうもろこし」とさせていただきます。

収穫が始まれば、野菜セットにかならず、1〜2本入ります。甘くて美味しいので、1〜2本では足らないという方は5本入り、10本入りオンラインショップで予約販売しております。こちらからどうぞ。