週刊ミニてんとうむし畑たより7/10〜7/16

雨が降らぬままに梅雨あけして、畑がカラカラで大変!!なんて前回のお便りに書きましたが、その後、梅雨が戻って来た様な天気です。しかも、局所的に豪雨。雷も鳴ります。おかげで、水を好む野菜たちは大喜び!水やりから解放された私たちも大喜びです。場所によっては大変な大雨になった所もあり、京都縦貫道も土砂崩れで数日通行止めになったそうです。おかげで、野菜の配達少し遅くなった所もあったと聞いています。(ご迷惑おかけしました)

2回目の産卵と子育てのツバメたち。2組のツバメの家族が野菜の出荷作業場の天井に巣をつくって子育てしています。毎日、朝早くから、にぎやかに、ピーピーと餌のおねだりコールが続いています。

今日1組(3羽のヒナ)が巣立ちました。でも、まだ、上手には飛べない様で、親が心配しながら、作業場の中で練習です。

そして、畑から帰ってきて、作業場の中に入ってみると、もう1組の親ツバメがキーキーと警戒音を出して鳴き飛んでいます。何事かな?心配になってまだ巣立っていない、1組の巣を見に行くと…なんと…ヘビ(青大将)がヒナを丸のみして、巣でとぐろ巻いているではありませんか!

時すでに遅し、もうヒナは全てヘビの胃の中…。

可哀そうですが、これも自然の摂理…しかたありません。親ツバメはその後、悲しそうに巣の近くにとまっていました。巣立ったもう一組のヒナたちがこの後も無事南国へ渡っていってほしいと願うばかりです。

そして、畑では真っ赤に熟れたトマトや、甘ーいとうもろこしを獣がねらって食害にあっています。そこで、畑にワナを仕掛けておいたところ、大きなアナグマが掛かっていました。狩猟免許持っているスタッフの大ちゃんの手柄!このアナグマも可哀そうですが、野菜を守って届けるために必要なことです。自然の中で仕事をしていると(生きていると)命の事を色々考えさせられます。だからこそ、大切なものだと強く思うのです。