スタッフコラム(律)

みなさん、こんにちは。伊藤 律です。
覚えていてもらえたら嬉しいのですが、一応自己紹介しておくと、
2年間梅本農場で働いた後に、ワーキングホリデーというビザでニュージーランドに10ヶ月程滞在して戻ってきました。

今回は、ニュージーランドから日本に帰る途中で寄ったネパールの話をしたいと思います。
ネパールには、ニュージーランド → オーストラリア → スリランカ → ネパールの順で夜中に空港に着いて、早朝の便に乗るという過酷なスケジュールで乗り継ぎに乗り継ぎを重ねてのフライトでした。

そして、スリランカからネパールのフライトで、僕は窓側の席だったのですが、黒い革ジャンに黒いハット、そしてサングラスというぱっと見ギャングのような集団に囲まれ、僕の隣にはその集団のボスが座り、常に指を「バキバキ、バキバキ」と鳴らしていて恐怖におののいていたのですが、機内食が配られ、僕が手を合わせた瞬間にそのボスが「日本人ですか?」となんと日本語で喋りかけてきたのです!!

「なんで日本語が喋れるんですか!?」と聞くと栃木県に3年間住んでいたらしくて、それで喋れるとのことで、2人でテンション上がって日本のことを話していると「外見てください、窓の外」と言われて、何かあるのかなと思って外を見ると、ヒマラヤ山脈がくっきりと、そして窓と同じ高さに山があるという光景に思わず「すげ~~~~!!」と言っている僕に対して、彼は「富士山は丘、エベレスト山(笑)」と半分は冗談でも半分本気で言っていました。(笑)