スタッフコラム（杉田）

みなさん、こんにちは。杉田です。
すっかり日が落ちるのが早くなり、朝晩も冷え込んできました。
世間はキノコやさつまいも、栗が出回り、秋まつりや運動会など秋色が溢れていますね。

寒いのが苦手な僕は、これから更に寒くなるのかと思うと少し暗い気持ちになってしまいます。そんな気持ちを癒してくれる秋の隠れスターがいるんです。それは桂の樹です。

桂の樹？いまいちピンと来ない方もおられるかもしれません。丸みを帯びたハートの形をした葉が特徴で街路樹になっていることもあります。実は、1年のうち、この時期だけ香りを放ちます。砂糖を少しだけ焦がしたような甘い香りで近くにお菓子屋さんでもあるのかなと思わせてくれます。

キンモクセイと違って花も派手ではないため、桂の樹自体を意識することは少ないと思いますが、ちいさい秋をみつける楽しみに加えてみてはどうでしょうか？
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早いもので、この10月末をもって半年間のインターンが終了することとなりました。
思い返せば、5月に来た当初は慣れない土地に、仕事柄も大きく変わり、不安に過ごしていました。

ですが、鹿や猪といった生き物が賑わう森に囲まれ、きれいな砂浜や水中を彩る多数の魚がいる海に潜り、そして温かく接してくれる人たちの中過ごしていると、すっかり京丹後に愛着が湧きました。

京丹後を離れることに寂しさは残りますが、ここで見聞きし感じたことは、これから歩んでいく道の中で大きな財産であり、無二の宝です。
てんとうむしばたけの皆様、ここの野菜を愛してくださった皆様、丹後での生活を支えてくださったすべての皆様、本当にありがとうございました。

杉田 葵